CO2削減プロジェクト

J-VER制度に基づいて創出した当社のクレジットがモニタリング審査の結果、正式に認証されました。

8月28日に受けたモニタリング審査の結果、当社のクレジットが正式に認証されました。

気候変動対策認証センターのWEBページに当社J-VER認証が掲載されました。

(認証番号:0196001)

2012年12月14日

BDF100%使用車両が1台増え、合計5台に。

これまで㈱木下カンセーでは4台の車両で廃天ぷら油から精製されたバイオディーゼル燃料(BDF)を100%使用してまいりましたが、この12月よりグループの㈱石田産業のゴミ収集車1台もBDF100%で運用を始めることになりました。
グループで合計5台がBDF100%車両となり、これで年間の二酸化炭素削減量も100トン近くになりました。
彦根市を中心に運用している車両であり、車体にもその旨記載したステッカーで明示しておりますので、また市内でお見かけいただける機会もあるかと思います。

  

2012年12月6日

長浜環境ビジネスメッセでJ-VER制度の事例発表を行いました。

県下最大の環境展「長浜環境ビジネスメッセ」が今年は10月24日から26日かけて開催されました。
その中で当社が加盟しておりますKBC事務局による、環境省の国内排出権取引制度「J-VER制度」説明セミナーが24日に行われ、当社が行なっているバイオディーゼル燃料利用による二酸化炭素削減プロジェクトを事例として発表させていただきました。
また26日には長浜環境ビジネスメッセ会場内にて、同じく当社が加盟しております滋賀グリーン購入ネットワークと京セラ様の共同ブースにて、ご厚意により、ミニセミナーもさせていただくことができました。
どちらも講師役は当社執行役員営業本部長の阿江が務めました。多くの方がお聴きくださり、誠にありがとうございました。

2012年10月24日

J-VER制度に則りクレジット創出に際してのモニタリング審査を受けました。

当社のバイオディーゼル燃料利用による二酸化炭素削減プロジェクトもいよいよ大詰めの段階を迎えました。当社プロジェクトは既に環境省による審査を経て、正式に登録されているのですが、このプロジェクトにより創出される排出権(クレジット)を市場に出すにあたっては、そのクレジットが適正なものであるかどうかを再度第三者機関による検証を受ける必要があります。これがモニタリング検査と呼ばれるものなのですが、この日、バイオディーゼル燃料精製を担当いただいている油藤商事㈱と当社にてその現地審査が行われました。
複数の審査員により過去の伝票類、記録類をチェックいただきましたが、想像していたよりはるかに詳細且つ厳格な審査をされ、当初の予定時間も超過するほどでした。
幸い特に指摘いただいた事項なども無く、無事終了いたしましたが、審査結果が出るのは11月~12月になるそうです。結果が出ましたらまたご報告させていただきます。

 

2012年8月28日

当社のプロジェクト詳細が、環境省が設置しているカーボン・オフセットフォーラムのHPにて公表されております(登録番号:0196)。

2012年7月6日

循環経済新聞にて、当社のカーボンオフセット並びにJ-VER制度の登録の件が紹介されました

平成24年5月7日付循環経済新聞記事より

当社が実施したカーボンオフセットの件と、当社が行っているバイオディーゼル燃料利用によるオフセット・クレジットの創出プロジェクトが、環境省のJ‐VER制度にて承認・登録された件が紹介されました

2012年5月7日

カーボンオフセットの更新・被災地クレジットの購入

昨年2月、当社はゴミ収集車両の内3台分の二酸化炭素年間排出量92トン分についてCERを用いて カーボンオフセット を行いましたが、今年も引き続き前年度実績に基づきカーボンオフセットを実施しました。
まずインド南東部農村地域バイオマス発電プロジェクト(Ref#0391)によるCER80トン分を購入しました(平成24年3月26日移転完了)。また、今回は被災地支援にも繋がると判断し、岩手県県有林における森林吸収量取引プロジェクト( J-VER :認証番号0041001)によるクレジット10トン分も併せて購入し(平成24年4月20日移転完了)、合計90トン分を日本国政府の償却口座にて無効化し、オフセットしました。
今回のオフセットは日本国政府の排出削減目標達成に寄与したのみならず、被災地支援にも繋がりました。この当社の実例をご提示することにより、 カーボンオフセット そのものへの理解と利用推進が図られ、また、このような手法でも被災地支援が可能であることを広く皆様にも知っていただけたらと願っております。

岩手県より、今回のクレジット購入に対して記念の盾もいただきました。写真の通り木製の立派なものです。 カーボンオフセット をご検討されておられる皆様、是非ご利用下さい。

2012年4月20日

オフセット・クレジット( J-VER )制度に当社プロジェクトの登録が完了しました。

 これまでにお知らせしてきたとおり、廃天ぷら油を原料とした バイオディーゼル燃料( BDF )を軽油の代替品として100%使用している当社のゴミ収集車は現在4台ございます。これら4台は植物由来の廃油を利用しているため、 カーボンニュートラル の考え方から二酸化炭素の排出が実質ゼロだと見なされます。よって、この取り組みによる二酸化炭素の削減量は、この4台が軽油を使用していた場合に予想される二酸化炭素の発生量(年間予測値で約52トン)となります。
 当社はこのプロジェクトにより削減された分について、環境省による オフセット・クレジット ( J‐VER )制度を利用しての二酸化炭素排出権(クレジット)の創出を目指してまいりましたが、様々な検証・審査を受けた結果、ついにこの平成24年2月28日、正式に環境省採択事業である J‐VER 制度登録が完了致しました。
 登録名称は「滋賀・びわ湖クレジット創造プロジェクト」(登録番号:0196)です。下記
カーボン・オフセットフォーラムのホームページ内でも、滋賀県での事例として紹介されております。

http://www.j-cof.go.jp/j-ver/project_introduction.html
 原料となる廃天ぷら油さえもっと集められれば、より多くの当社車両にBDF給油することができ、その分二酸化炭素の排出も削減できます。これからも本プロジェクトを拡大して参りたく考えておりますので、どうか皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。

2012年2月28日

省エネのため事務所照明を高効率反射板に切り替え、使用蛍光灯数を半分にしました。

当社では省エネ及び二酸化炭素排出削減の為様々な取り組みを行っております。その中で今回は、当社の大津営業所並びに当社グループ:㈱石田産業の本社事務所で使用している照明器具を全て省エネタイプのものに取り替えました。
器具の商品名は「レフボライト」、大和ハウス工業の商品です。高効率反射板との組み合わせにより、これまで蛍光灯2本を使用していたところを蛍光灯1本で同等の照度を維持でき、電力はおよそ30%削減されるそうです。
工事は半日で完了。実際、工事後に事務員にも尋ねましたが依然と全く変わらず、むしろ明るくなった印象だと好評でした。皆様も試してみては。
費用は器具1基あたり12,000円~となっております。台数により多少変動しそうです。よろしければご紹介させていただきますので、お気軽にご連絡下さい。

2011年9月28日

廃油のマンション回収が累積で1000リットルを超えました。

平成21年11月からスタートさせた大津市内のマンションでの 廃天ぷら油 回収事業。現在はパデシオン西大津様、パデシオン浜大津様、ルネ大津皇子が丘様、ロータリーマンションⅠ番館様の計4ヵ所で毎月回収をさせていただいておりますが、この平成23年9月でその回収量の累計がとうとう1,000リットルを超えました。回収した 廃天ぷら油 は バイオディーゼル燃料 ( BDF )に精製され、当社のゴミ収集車等に軽油の代替燃料として使用されております。廃天ぷら油1,000リットルから精製される BDF は約900リットル。当社では軽油とブレンドせずに、100%の BDF 使用しておりますので、これは当社ゴミ収集車1台が1ヶ月半の間に消費する量に相当します。
省エネルギー、脱石油の機運高まる中で当社は、原料が植物由来の油であることから再生が可能であること、且つ地域で生産することも可能なエネルギーであるこの BDF に熱い期待と注目をしております。その価値を広く知らしめてゆき、有効利用を促進してまいりたいと考えております。
回収をさせていただいております各マンション住民の皆様には心よりお礼申し上げますと共に、どうか今後も変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
廃天ぷら油 回収にご賛同いただけるマンション様、自治会様がいらっしゃいましたら、どうか一度お気軽にご連絡下さい。

2011年9月26日