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京都市の粗大ごみの出し方は?申し込み手順や持ち込み方法を解説
2026-02-19
京都市の粗大ごみの出し方は?申し込み手順や持ち込み方法を解説
京都市にお住まいで、「引っ越しや買い替えで出た大きな家具をどう捨てればいいかわからない」とお困りではありませんか?行政のルールは細かくて複雑に見えるため、正しく処分できるか不安になることもありますよね。この記事では、京都市での粗大ごみの出し方を、収集の申し込みから持ち込み方法、料金まで、誰でも迷わず実践できるように分かりやすく解説します。読み終わる頃には、目の前の不用品をスムーズに片付ける具体的な段取りが見えているはずです。




京都市の「粗大ごみ」とは?





まずはじめに、あなたが捨てようとしているものが、京都市のルールで「大型ごみ(粗大ごみ)」に当てはまるのかを確認しましょう。ここを間違えると、せっかく準備しても回収してもらえない可能性があるため注意が必要です。

収集の対象となるサイズと品目


京都市では、最大辺の長さや形状によって粗大ごみの定義が決まっています。具体的には、一番長い辺が30cmを超えるものや、形状が複雑で指定のごみ袋に入らないものが対象です。例えば、家具類であればタンス、食器棚、ベッド、ソファーなどが代表的です。また、布団やカーペット、自転車なども粗大ごみとして扱われます。一辺が30cm以上あるものは、たとえ解体して小さくしたとしても、元の品目に基づいて粗大ごみとして扱うのが基本ルールです。

燃やすごみ等との違い


家庭ごみ(燃やすごみ)との最大の違いは、指定の黄色い有料ごみ袋に入るかどうか、そして一辺の長さです。30cm未満の小さな雑貨や、柔軟性があって袋に無理なく収まる衣類などは「燃やすごみ」として出せます。しかし、金属製品や小型家電については扱いが異なります。30cm未満の金属ごみは「小型金属類」として、月1回の資源ごみの日に出すことができます。捨てる予定の品物が金属を含んでいるか、サイズが30cmを超えているかをメジャーで測ってみると判断しやすくなります。




粗大ごみを収集してもらう手順は?

粗大ごみを収集してもらう手順は?
行政による戸別収集を利用するのが、京都市では最も一般的な処分方法です。自宅の近くまで取りに来てくれるため、車を持っていない方や、運搬が難しい方に向いています。手続きは大きく分けて3つのステップで完了します。

受付センターへ申し込む


最初に行うのは、「大型ごみ受付センター」への申し込みです。電話またはインターネット、携帯電話のWebサイトから手続きが可能です。電話の場合はオペレーターに品目やサイズを伝える必要があるため、事前に処分するものの「高さ・幅・奥行き」を測ってメモを用意しておきましょう。

申し込み窓口の情報
申込方法
連絡先・URL
受付時間
電話
0120-100-530(フリーダイヤル)
8:30〜16:30(年末年始除く)
携帯電話
0570-000-247(通話料有料)
8:30〜16:30(年末年始除く)
インターネット
京都市大型ごみインターネット受付
24時間受付

電話は休み明けや引っ越しシーズンに混み合うことが多いです。スマートフォンをお持ちであれば、24時間いつでも手続きできるインターネット受付を利用することをおすすめします。申し込みが完了すると、「収集日」「出す場所」「必要な手数料」が伝えられます。

粗大ごみ処理手数料券を購入する


申し込み時に案内された料金分の「粗大ごみ処理手数料券」を購入します。これはコンビニエンスストアや区役所内の販売所などで入手可能です。京都市の手数料券はシールタイプになっています。券種は「400円券」の1種類のみです。例えば手数料が800円の場合は2枚、1,200円の場合は3枚というように、必要枚数を組み合わせて購入します。払い戻しはできないため、必ず申し込みを済ませて金額が確定してから買いに行くようにしてください。

収集日の朝に指定場所へ出す


購入した手数料券に「収集日」と「氏名(または受付番号)」を油性ペンで記入し、粗大ごみの目立つ場所に貼り付けます。シールは一度貼ると剥がれにくくなっているため、雨の日でも安心ですが、貼り忘れには注意してください。収集当日の朝8時までに、申し込み時に指定された場所(基本的には自宅前の道路際や、マンションの指定集積所など)に出します。立ち会いは不要ですので、出し終わったらそのまま外出しても問題ありません。収集はおおむね昼頃までに行われます。




自分で持ち込むことはできる?





車をお持ちで、荷物を自分で積み込める場合は、市の処理施設「クリーンセンター」へ直接持ち込むことも可能です。収集を待つ必要がなく、すぐに処分できる点がメリットです。

クリーンセンターへの持ち込み手順
クリーンセンターへの持ち込み手順
持ち込みをする場合、事前の電話申し込みは不要ですが、「搬入申告書」の準備が必要です。京都市のホームページからダウンロードして記入するか、各区役所・支所にあるエコまちステーションで用紙を入手します。搬入先は「南部クリーンセンター(横大路)」または「東北部クリーンセンター(静原)」のいずれかです。搬入できる日時は、月曜日から金曜日(祝日を含む)と、第2・第4土曜日です。平日の受付時間は9:00〜12:00、13:00〜16:30となっています。日曜日は持ち込みができないため、週末に片付けをする場合はスケジュールに注意してください。

持ち込み施設の概要
施設名
所在地
南部クリーンセンター
伏見区横大路千両松町33
東北部クリーンセンター
左京区静市市原町1339

持ち込み時の処分手数料


自分で持ち込む場合の手数料は、品目ごとではなく「重量」で決まります。100kgまでは一律1,500円、100kgを超える部分は10kgごとに200円が加算されます。多くの家具をまとめて処分する場合、戸別収集を依頼するよりも安く済むケースが多いです。ただし、積み下ろしは自分で行う必要があるため、体力に自信がある方や協力者がいる場合に適した方法と言えます。




処分にかかる料金(手数料)は?





収集を依頼する場合の料金設定について理解しておきましょう。京都市の手数料は品目の大きさや種類によって細かく設定されています。あらかじめ目安を知っておくと、予算の準備がしやすくなります。

品目ごとの料金目安


主な粗大ごみの手数料の目安は以下の通りです。ただし、これらは標準的なサイズの場合であり、特に大きなものや重量があるものは料金が上がることがあります。正確な金額は申し込み時に必ず確認してください。

主な品目の手数料例
品目
手数料目安
備考
布団(5枚まで)
400円
束ねて出す
衣装ケース
400円
-
自転車(電動除く)
800円
※20インチ以上の場合
シングルベッド
800円〜1,600円
マットレスは別料金
ソファー(2人掛け)
800円〜1,200円
構造により変動
タンス
400円〜2,400円
高さ・幅・奥行きの3辺の合計による

手数料券の種類と購入場所


先ほど触れた通り、京都市の粗大ごみ処理手数料券は「400円券」のみです。この400円券を必要枚数分購入して料金を支払う仕組みです。購入できる場所は、京都市内のコンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート等)、区役所、スーパーマーケットの一部などです。「京都市有料ごみ処理券取扱所」のステッカーが貼ってあるお店で取り扱っています。市外のコンビニでは取り扱っていないことが多いため、必ず京都市内で購入するようにしましょう。




収集できないものはある?





粗大ごみとして申し込んでも、法律や処理施設の都合上、京都市では回収してくれないものがあります。これらを知らずに出してしまうと不法投棄とみなされる恐れがあるため、事前に確認が必要です。

家電リサイクル法対象の4品目


「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の4品目は、家電リサイクル法という法律により、メーカーによるリサイクルが義務付けられています。そのため、京都市の粗大ごみ収集には出せません。これらの処分方法は、買い替えをする家電量販店に引き取りを依頼するか、購入した店舗に依頼するのが基本です。購入店が不明な場合は、お近くの家電量販店や指定引取場所に相談する必要があります。別途リサイクル料金と収集運搬料がかかります。

パソコンや処理困難物


パソコン(本体・モニター・ノートPC)も「資源有効利用促進法」の対象となるため、市では収集していません。各パソコンメーカーの受付窓口に回収を依頼するか、宅配便を利用した無料回収サービスを利用してください。その他、ピアノ、耐火金庫、消火器、バッテリー、タイヤ、農薬などの薬品類も「適正処理困難物」として収集不可となっています。これらは購入店や専門の処理業者へ相談してください。




民間の不用品回収業者はどう選ぶ?

民間の不用品回収業者はどう選ぶ?
行政の収集は安価で安心ですが、「収集日が決まっている」「部屋からの運び出しはしてくれない」という制約があります。急いでいる場合や、一人では運べない場合は、民間の不用品回収業者を利用するのも一つの手です。

行政収集が間に合わない場合の選択肢


民間の不用品回収業者は、行政サービスとは異なり、こちらの希望日時に合わせて回収に来てくれます。また、部屋の中からの搬出や、解体作業まで任せられるのが大きなメリットです。例えば、退去日が明日に迫っている場合や、ベッドなどの大型家具を2階から下ろせない場合などは、民間業者への依頼が現実的な解決策となります。ただし、料金は行政の手数料に比べて高くなる傾向があります。

業者選びで注意すべきポイント


民間業者の中には、無許可で営業している悪質な業者も存在します。「無料で回収します」とアナウンスしながら街宣しているトラックや、チラシだけで実体が不明な業者には注意が必要です。後から高額な料金を請求されるトラブルが報告されています。業者を選ぶ際は、「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っているか、または許可業者と提携しているかを必ず確認してください。事前に見積もりを取り、追加料金が発生しないかを確認してから依頼することで、トラブルを未然に防ぐことができます。




まとめ





最後に、京都市で粗大ごみを出す際のポイントを振り返ります。ご自身の状況に合わせて、行政収集か持ち込みか、あるいは民間業者かを選んでみてください。

本記事の重要ポイント
項目
ポイント
定義
一辺30cm以上の不用品は粗大ごみとなる
収集依頼
「大型ごみ受付センター」へ電話かネットで予約する
支払い
コンビニ等で「手数料券(400円券)」を購入して貼る
持ち込み
クリーンセンターへ搬入申告書を持参すれば即日処分可能
注意点
家電4品目やPCは市で回収できないため専門ルートへ

まずは、処分したいもののサイズを測り、受付センターへ連絡することから始めてみましょう。早めに手続きを済ませることで、気持ちよく片付けを進められます。

※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報や詳細な区分については、必ず[京都市の公式ホームページ 京都市:大型ごみ]をご確認ください。
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